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執筆者の写真Kamida Mutsumi

最初のテーマ

更新日:2021年2月5日


これまでに取組んだテーマの紹介。


造形教室ではそれぞれのテーマ(=手法)を4~6週間をかけて取り組んでいきます。

テーマは平面系と立体系を交互に行うようにしています。


そして開校した最初のテーマ

『多面体でクリスマス飾りをつくろう』でした。


ステップ① 紙に描かれた線を折って多面体をつくります。

「コレってどんな形になるのかな?」色んな展開図がある事、

平らな紙がムクムクと立体化していく楽しさ、驚きがあります。

これは他のプログラムでも実践している私の得意な分野でもあります。


ステップ②クリスマス飾りを考える

①の多面体を活かして自分らしい装飾をデザインします。

出来上がりをイメージするスケッチを描き、色や大きさを決めます。



ステップ③そのために何がどれだけ必要?か考えて材料を選ぶ

教室には無い材料が必要になる事もあります、そんな時はお家から持ってきたり、

代用できるモノを探します。


ステップ④集めた材料で作ります。

スケッチに合わせながら作っていますが、途中もっとイイコトをおもいついたら、

ソレも良し!


ステップ⑤完成したら友だちや、家族に見せてお家に飾ろう!

「どうやってつくったの?」「ココがんばったね!」など作品を見ながら話します。



この時は多面体を組み合わせて具体的なモチーフと風景を作る子とリースやツリーなどの装飾を作る子に分かれました。


この時は、

難しい形を何個も頑張って作った

色の組み合わせを考えて、色んな形の多面体を作った

大きい作品を作った

自分の考えた立体を作った

多面体を箱にしてプレゼントを隠した

配置を考えてシーンを作った

などなど、たくさんの『出来た!』に出会えました。


紙を綺麗に折る、ハサミの使い方、ノリ付けなど、

工作のちょっとしたコツはそれを取り入れるだけで、

格段にクオリティが上がります。

それでも、紙が変わると折りにくかったり、くっつかなかったり、

そんな四苦八苦の連続ですが、

いつもよりきっと「こうしたかった!」と思い描いた形に近いものができたんじゃないかな。


私も初めてのレッスンをどうにかこうにか終え、

教えることの難しさ、伝わる言葉の選び方などたくさんの課題を実感したテーマでした。

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