工作にピッタリの縦割りクラス


長さんから中学生までの異年齢クラスで運営しています。 これは開校を計画する中で、

かなり初期から骨子として取り入れていました。



私がデザイナーとして関わった企業内保育所の設計でのこと、

365日、24時間稼働する

そのクライアント様の会社では、

お子さんが長時間を過ごす保育所が

より家庭的であることを大切におられました。


家庭的というより“家族的”というべきかもしれません。


少し昔なら、

お爺ちゃんから孫まで

幅広い年齢の家族が

一つ屋根の下に集っていました。


更に兄弟だって

十も違うこともザラだったことでしょう。


その世代の差こそが

学びの場になり、

思いやりや優しさの実践の場であったのだと思います。


その実践の場にするべく、

その保育所は、

要件を満たす最低限の隔離にとどめ、

(乳幼児と幼児は衛生面、衝突などの面から隔離できる設備、造りが必要です)

夕方からは放課後の小学生までを受け入れ、

子供が自ら衝突などの危険に気づき、気をつけ、

兄弟のように助け合う場となるように作られました。


テマヒマのある品川区の荏原地区も

交通の便の良さと

豊富な商店街と

昔ながらの人の繋がりとで

お年寄りから赤ちゃんまで、

広い世代の方が行き交う

思いやりや優しさの実践の場のような町です。


だからこそ、

教室も家族や親戚のように 様々な年齢の交流がある 縦割りクラスにこだわったのです。


縦割りクラスは

学びと優しさの実践の場で

あるだけではありません。


子供たちは、小学校へ入学すると

「上手にできなくちゃいけない」

「得意な子しか褒められない」

「ふざけちゃダメなんだ」と、

「図工」というお勉強として

堅苦しく思う様になります。


そんな時、

まだ低学年の子が

「えーーーいっ!」と

思いっきりやっている姿を見ると


生真面目な子や高学年の子は、

「それでもいいんだ!」と

刺激になります。


高学年の子が器用に道具を使えば、

小さい子は、

「ああやれば上手くいくんだ!」

と発見があります。


出来上がる作品には

年齢毎の傾向や発達は感じますが、

感性と発想には関係ありません。


その時、その歳にしか

思い浮かばないアイディアやモチーフ。

縮こまっていた工作を楽しむ気持ちが

家族的なクラスの中、

奥の方から呼び起こされてくるのです。



だから完成したものは

作品らしい姿とは限りません。

ヘナヘナだったり、

クチャクチャだったり、

でも楽しかった分、

良かった事や



時々、先生である私の言葉は

子供たちに難しい事もある様ですが、

子供同士で、

「○○ってコトだよ」

と上手い具合に翻訳してくれたりもします。


お姉さんに憧れる女の子、

小さい子のお世話が好きな子、

甘え上手な子、

思春期の子の言動にびっくりする子、


また、 学校や家庭では見せない自分を見せられる場

違った立ち位置になれる場としても この縦割りクラスは一役買っています。


色んな顔をもっている自分を

作品だけでなく

人との関わりの中でも肯定してあげる

機会としても

テマヒマステューディオは

大切な存在になりたいと思います。

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